fender cut & tire change

フェンダーカットとリアタイヤ交換

このタイヤに交換してフェンダーをカットしました。 人というのは、衝動的に行動する事っていうのはよくある事だと思う。
特にワタシの場合、イノシシ年という事も手伝ってか思い付いたらすぐ行動に出たがる傾向にある、あまりいい性格じゃないけど。
その昔、会社の人達が「MDってスゴイ便利だよねえ...」ってハナシをしてるの聞いて、会社帰りにヤマダ電気へ直行したのを思い出す...
で、クルマも例外じゃなく、今までに数々の衝動的行為を繰り返していた。 (フェスティバのトランクスペースに12インチのウーハー2発積んだり、プロシードをリフトアップさせ33インチタイヤ履かせてけど、1ヶ月で乗り心地最悪で戻したりと...)
とまあ、数々の衝動的行為を経験して今のクルマに関しては、かなり慎重にカスタムしていこうと思っていたのです。


フラットトップのホリエ氏と高見さん で、ある日曜の午後に別のカスタム(これはまだナイショ!)の件で「フラットトップ」へ顔出したんです。
この件は、社長であるホリエ氏にお願いしてあったので、その話をしながらダラダラと世間話をしていたのです。
で、何の拍子か忘れてしまったんですが、たまたまタイヤとか車高のハナシになって「今履いてるリアタイヤがイマイチ小さくてケツが下がって見えるんですよねえ...」って言ったんですよ。
実はワタシのクルマ、前が235-60R15で後が265-50R15なんです。直径で見るとリアタイヤの方が小さいんです。
が、これってホイールのオフセットの問題やフェンダーアーチに干渉したりという事で、お店の人がチョイスしてくれたんですけど、やっぱり気になっていたんです、ずっと。


いつもと違う顔のホリエさん この日ホリエさんは、故障車の引き取りで千葉へ行かなくちゃって言ってたんですけど、それが運良く無くなり結構ナチュラルハイになってたんでしょう。
「車高上げるの安く出来るよ!」って、ワタシのクルマを見てイロイロアドバイスしてくれたんだけど「フェンダー内側カットすれば275-60R15は入るよ!」ってありがたいお言葉を頂きました。
ココまではまあよくあるハナシで「じゃあ、今度やりましょうか」って具合になるじゃない?でも今回は違ったのです。
いきなりホリエさんが「確か前履いてたタイヤでそのサイズあったよなあ」ってガレージの中へ消えてき、しばらくして「深田さん、あったよ!コレ!」って見つけてきたんですよ。
出てきたタイヤは「DUNLOP RAGIAL GT QUALIFIER」っていう、日本じゃまずお目にかかれないタイヤでした。サイズは275-60R15。
タイヤの目もまだ十分残ってるし、それにこのマイナー感がまたいい。
ホリエさんのテンションと、ワタシのテンションが相乗効果で高まり「じゃあ今からやっちゃおうか!」と始めちゃいました。


ホリエさん、メチャマジ顔!! そうと決まれば早いモンで、クルマをガレージに入れて早速作業に取り掛かる。
フェンダーアーチをカットするのは何を隠そうホリエさんなのだ!本人曰く、数々のフェンダーを切ってきたフラットトップ随一の職人だそうだ。
まず、タイヤを外して組み替えに出す。
それからホリエさんの腕の見せ所。エアーソーを手にいつもは見せない真剣な表情。
フェンダーの内側って板金が2枚になっているのところがあって、結構切るのに時間が掛かるんです。


カットした跡はスプレイで塗装 素晴らしい仕事をしていただき、ワタシはカットした跡をヤスリで仕上げ、その後スプレイで塗装してもらい完了。 さすが、職人というだけあってキレイな仕事です。


交換後の姿 で、組み上がったタイヤをクルマに装着。
もしかしたらギリギリダメなんじゃない?って不安になりながら、ジャッキを降ろしていく。
干渉は一切なし!!フェンダーギリギリ、マジでカッコイイ!!
タイヤのデザインのせいなのか、BFよりも太く見え実に素晴らしい。
なによりこの「QUALIFIRE」っていう文字が何ともいえない。
いかにも、アメリカの普通の人が普通のタイヤショップで買って履いたような、やる気あるのか無いのか分からない感じが!
車高もタイヤのせいで少し上がって見え、男らしさが格段に上がってしまいました。


この衝動的行動に2人はスゴク満足気で、しばしクルマを眺め「カッコイイよ~」「あの文字いいよな~」ってまたハナシに華が咲きました。
ワタシは結構マイナー指向で、誰も履いてないようなタイヤでしかもあの文字っていうのは実にいい感じなのです。
これに関しては、ホリエさんも同感らしく意見が合いました。
こんなに素晴らしいタイヤ2本と、フェンダーアーチカットをホリエさんはなんと!!「お友達価格」で提供してくれたのです!!
ワタシはまた一つフラットトップの親切さに感動しました。
こんな、社長自ら衝動的!じゃなくて行動的な人って珍しいんじゃないでしょうか?
ワタシの好きなスタイルを理解してくれて、具体的にアドバイスしてくれるフラットトップの人たちはホントに頼りになるショップだと思いました。
P.S 良く考えたら今回のこの写真、フラットトップのデジカメ借りてたんだった!神田さんありがとう!!


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